調味料は目分量

歯科衛生士の資格を持つ2児のおかあちゃん

十人十色

どうも、すき焼きです。

 

昨日久しぶりにネットフリックスで映画を観ました。

「ミステリと言う勿れ」ご存じですか?

私はあまり映画を観には行かないのですが「ミステリ言う勿れ」は観たくて足を運びました。

 

菅田将暉さんが演じる、主人公「整くん」が口にする言葉が、すっと心に染みて考えさせられます。

菅田さんの演技もとても心地よく、説得力があります。

 

映画の中で私の心に染みたセリフ。

 

体格がいいか、筋肉があるか、持病があるかで

同じことをやっても疲れ方が違う

人による 楽したいかどうか

それはその人でしか分からない

他の人が決めていい事じゃない

人には気持ちがある

 

子供を育てる本当は働きに出たい専業主婦の娘に、父が「旦那に楽をさせてもらえ」と言っているのを聞いた整くんが、父に向って話した言葉です。

 

そうなんですよね。

子供を育てながらでも家庭以外に自分の居場所が必要な人もいるし、子育てと家事をするだけで精一杯な人もいるし、子供が家にいない間だけ働きに出るくらいがバランスがいい人もいる。

子育ての問題だけではなく、ひとりの人間として出来る範囲って違うんですよね。

 

娘が最近ポケモンカードを集めているんですけど、あれご存じですか?

カードによって、そのキャラクターのパワーと攻撃力が数値で現れてるんです。

まさに人間もそれであって、産まれた時点でカードが渡されていて、そのパワーでしか戦えないんです。

それ以上頑張ってしまったら負けてしまうんです。

だから自分を良く知り、自分はここまでしか出来ないなという線をきちんと把握する事が大事なんですよね。

 

ちなみに「カードすき焼き」は、攻撃力100、パワー30・・・

といったところでしょうか。。。

 

ちなみにパワーがあるカードは300とかある様なので・・・低い(笑)

 

でもそのカードしか持てないのだから、それで戦っていくしかないんです。

自分しか持てない大切なカードです。

きっと裏技があって、他のカードと組み合わせれば、とんでもなく強いカードになるはずです。

 

あとひとつ心に染みたセリフ。

 

アメリカでは職務中に心を病むことがあったらカウンセリングを受ける

カウンセラーの許可がおりないと復帰する事が出来ない

それは人の弱さを認めているから

人は弱くて壊れやすくて、病むことも倒れることもある

それが当たり前 だから修復する 治そうとする

それが日本では弱さを認めない 

弱いものは負けで壊れないのが正しい

壊れたら退場で 悩む事すら恥ずかしい

弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい

 

この考えが日本中に広がってくれたら、色々な意味で豊かな国になるのではないでしょうか。

まずはこれからの日本を背負っていく子供たちに教えていきたいですね。